男の子は元気があってはいいんだけど、全然言うことを聞かなくて困っていたり、
叱ってみたけど、またすぐに同じことをして怒っているってことに困っていませんか。
このブログで男の子のしつけを学んで、実践しましょう。
結論
男の子には「しつけない」しつけを行うべし
です。
そのことを伝えてくれた教育本第5弾は「男の子のしつけに悩んだら読む本」出版:すばる舎、著者は原坂 一郎さんです。
原坂 一郎さんは、23年にわたる保育所勤務時代には、メディアから「スーパー保育士」と呼ばれておられました。現在はこどもコンサルタントとして、全国で講演・講座・執筆活動を行なっている方です。
保育の現場経験もあり、また家庭では2男1女のお父様でもあります。そのため、学術でなく現場経験者(保育士、お父様)ですので、信頼におけるのではないでしょうか。
この参考図書の中から、しつけの部分から家庭で取り入れることかつ、私が取り入れたい3つを厳選しました。
なぜ、しつけにしたかというと、ベネッセ教育総合研究所『第4回子育て生活基本調査(小中版) [2011年]』の調査の第4回子育て生活基本調査で、小学低学年から高学年での子育ての悩みで『ほめ方、叱り方』が全学年でみられる悩みでもあったからです。
原則は「しつけない」しつけ
著者はしつけではなく、「しつけない」しつけを推奨しています。
しつけないしつけとは、押さえつけずに、自分からやろうと思わせる方法です。
押さえようとせず、「教えること」「(穏やかに)伝えること」です。
「そうはいっても、男の子はやっぱりある程度は強く叱らないと、言うことを聞かないんじゃない?」
と思う方もいるでしょう。
でも子どもはみんな、ちゃんと親の言うことに耳を傾け、行動を変えていく力を持っています。
ただ、親のやり方次第であると語っています。
理解はしたが、「どのように「しつけない」しつけを具体的にやるかがわからない」
という親御様に著者が語っている具体的な方法の中から、厳選3選をお伝えします。
「しつけない」しつけ3選
「10回言って改まったらラッキー」と思う
「罰予告式」で言うことを聞かせようとしない
1日30回、子どもを笑顔にする
「10回言って改まったらラッキー」
「10回言って改まったらラッキー」ですが、皆さんも経験、見覚えのある
「何度言ったら、わかるんだ」と国民的アニメがダメな子どもに言うセリフ。
また、牛乳をこぼして「何度言ったら、わかるの、そんなカドに置くからよ( *`ω´)」
でも、著者は100回やって、聞いてくれたら、ラッキー思って下さいと語っています。
また、「10回言って改まったらラッキー」を言う時の注意点は
叱らず、教えて、伝えること
一年後にはできるようになると語っています。
長いと感じますが、期間がわかるのとわからないでは、漠然とした不安はなくなるのではないでしょうか。
「罰予告式」で言うことを聞かせようとしない
「罰予告式」で言うことを聞かせようとしないは
「○○しないなら、●●」と、いうことを●●は子どもが嫌なことをすること
著者は「罰予告式」と語っています。
皆さん、身に覚えがあるのでは、ないでしょうか。
「片付けないとおやつ抜きよ」
「そんなに遊んでると、置いて行っちゃうよ」
脅しで子どもを従わせているだけで、子どもの心には反発心が残り、本当の意味で行動が改まることはありません。
では、罰予告式ではないやり方は、
「片付けないと、おやつ抜きよ」
↓
「片付いたら、一緒におやつ食べようっか」
○○しないと、でなく○○したらという罰ではなく、楽しいこと、嬉しいことで「いいこと予告式」
行うと子どもは自主的にやります。いいかに子どもを「自分から進んでやろう」という気持ちにさせるかどうかでしつけがうまくいくかどうかの分かれ目であると著者は語っています。
1日30回、子どもを笑顔にする
1日30回、子どもを笑顔にすると聞くと皆さん、どんなことを考えるでしょうか。
子どもをくすぐる
大人が面白いことをする
変なおじさんの動き
何か好きなものを買って与える
などと考えたかと思います。
著者はこう言っています。
お母さんが笑顔を見せること
真面目なお母さんは育児本から、怒ってはいけないと知っていても、それでも怒ってしまいます。でも、大丈夫です
お母さんが笑顔になること
で子どもはすぐに笑顔になります。
是非、愛情たっぷりの笑顔で子どもを笑顔にしてみて下さい。
最後に
どうでしたでしょうか。しつけないしつけ、何かつかめたのではないでしょうか。
この本の一部を紹介しただけに過ぎないので、さまざまな不安を取り除く男の子のしつけの方法が載っています。一読されてはいかがでしょうか。
著者は
どれかひとつを心がけるだけでも、お子さんはきっと立派なやさしい青年に成長していくことでしょう。
と語っています。
私の家庭も息子ですので、厳選3選の罰予告式をしないこと、笑顔にすることを取り入れたいと思います。
今日もありがとうございました。
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