現在、共働き世代の悩みで家事を楽にが挙げられるでしょう。
しかし現在は家事を楽にし、家事を手放す、さまざまな便利な家電やサービスがあります。
例えば、ロボット掃除機、食洗機、洗濯乾燥機や家事代行などです。
しかし、このような便利な家電、サービスがあるのにかかわらず、活用しない人は多いのです。
お金を無駄にしたくないという理由の人もおられますが、実は無意識に抵抗してしまう心理が働き、このようなサービスを活用できません。
このような心理の働きを知り、家事を楽にできればと思います。
先に、結論を述べますと、
結論:ダウンヒルを知り、家事を楽にする具体的な方法を実践しよう。
なぜ、無意識に抵抗する方々が多いのか。
彼らは無意識に抵抗し、このような理由を作ってしまい、活用しません。
「そんなサービスよりもやった方が早い」
「さぼってしまうのは気が引ける」
「完璧にやれてないだけなので、私(私たち)は大丈夫です」
などです。
本当にそれはあなたが望んでいることで、無意識に家事を頑張っているだけではないでしょうか。
あなたはこのような気持ちがあると思います。
良き妻、夫にならなければならないと思っているだけなのではないでしょうか。
今回はそんな心理を知り、それを手放すことで家事に対する気持ちが楽になり、家事を手放すことができます。
家事を手放すことができない心理とは
「良き妻、夫にならなけば」と無意識に思考し、行動していると心理セラピスト・実践哲学家・アーティストである著者の須藤峻が書籍「心のことを学ぶほど苦しくなってしまったあなたに伝えたいこと: ヒルクライムからダウンヒルへ」の中で記述されています。
ヒルクライムとはこの著書の書籍の中で、日本人は特に向上することを良しとする教育を受けており、どんどん向上し続けるマインドが育つようです。
そのマインドはセミナーで特に顕著に現れます。
例えば、セミナーで気づきを得られ、その結果、精神の向上が感じられ、以下のような行動を行うことがよいと話があり、行動してしまいます。
精神の向上には、このような解決案を提案されます。
イライラしないで、相手の気持ちを汲み取りなさい。
家事をしない夫にイライラすることは引き寄せの法則だと、そのような人に対しての反応があるから、それをあなたが克服しなさい。
人は変われないなら、あなた自身が変わればいいのです。
その他にも多数のことの気づきをセミナーや書籍で語られ、納得し、実行していく。
しかし、自己と理想自分との乖離が大きくなるに連れて、どんどん苦しなっていくと著者は語っています。
向上することをやめること
それに対して、著者は向上し続けることをやめなさいと語っています。
著者はカウンセラーであり、診療で知り合った伴侶が精神的に弱い方でした。
しかしそれを克服していきたいと思い、その伴侶と結婚したそうです。
でも向上し続けても、伴侶は病状が悪化していったそうです。
それでも向上し続け、手放すことが出来ずに苦しんだ経験を書かれています。
ついに向上すること辞め、それを伴侶に疲れたと言えた途端、世界が違って見えたそうです。
著者はその後から、向上し続けることをやめ、ダウンヒルしていき、充実した毎日を送っているそうです。
ダウンヒルとは、向上してきたいろいろなマインドを手放していくことで、山を少しづつ下るように手放すことをいいます。
引用:著書『心のことを学ぶほど苦しくなってしまったあなたに伝えたいこと: ヒルクライムからダウンヒルへ』
しかし、ダウンヒルには抵抗があるそうです。
いままでに学んできた時間、お金を手放すことになることもありますが、
自己の理想をあきらめることですから、苦痛が伴うそうです。
しかし心からただ辞めることを決めることで一歩が踏めるそうです。
著者の須藤峻はヒルクライムしてトップまできたから、ダウンヒルへ向かっている。
また時期がきたら、ヒルクライムが訪れるはずだとおっしゃっていました。
ダウンヒルの心理を活用し、家事を楽にしよう
ダウンヒルの心理がわかったところで、この心理を活用するため、一気に変えるのではなく、徐々に変えていきましょう。
一気に変えると心理のブレーキがかかり、思うような家事を楽にすることはできません。
まずは面倒だと思うものを便利な家電、サービスに変えましょう。
たつぞう家ではロボット掃除機をまず、購入しました。
パートナーはしぶしぶでしたが、使ってみると部屋は片付いていき、私の掃除の負担はぐっと減り、私の時間が取れるようになりました。
そして、パートナーも買ったことにとても満足しています。
その中で、楽にできる心理がわかったところで、たつぞうが行った家事軽減をお伝えします。
①掃除機による掃除 3日に1回で45分
→改善 毎日3分程度へ
②お風呂掃除 毎日5分→改善 毎日10分しっかりやれるように➡改善 週1回10分でしっかりして、楽できちゃう
③洗濯干し、畳み 毎日1時30分
→改善 毎日30分
では、1つ1つみていきましょう。
①掃除機による掃除 3日に1回で45分→改善 毎日3分程度へ

皆さん、予想通りかもしれませんが2万円台のロボット掃除機による家事軽減です。
最初、有名なロボット掃除機を一度検討してみましたが、
掃き掃除で安くても3万円、拭き掃除だと2万円弱で合計5万円弱はかかることで、費用対効果を考えてみても高いとなり、別のロボット掃除機の購入に検討し直しました。
さらに調べてみると、中国製の掃き掃除・拭き掃除のハイブリッドのロボット掃除機があることがわかりました。
購入を決断したのは、
・2万円弱であったこと
・個人が上げた拭き掃除・掃き掃除の動画を見たこと
で購入しました。
操作も簡単で、ゴミ捨ても楽で、毎日掃き掃除・ふき掃除を頑張ってもらってます。
毎日やっても結構、ゴミが取れているので、本当におすすめです。
しかし、ふき掃除は軽くなでる程度なので、そこには多少の不満があります。
もちろん、安いので、玄関の段差で止まってしますので、荷物を置いてバリケードを作る手間があります。
よく働くので名前『そうちゃん』とつけて可愛がっています。
ロボット掃除機をたつぞう家で導入してからは、掃除機による掃除はなくなりました。
その代わりにロボット掃除機のゴミ取り・掃除とバリケード作りで3分程度かかっていますが、
家事を楽になりました。
1つ目は我が家で購入し、スペックと価格で1つ目になりましたが、2つ目も馬力が2000もあり、
コメントも高評価であったため、予算で3万程度いける方は是非、購入することをお勧めします。
1つ目のロボット掃除機の購入で副産物がございました。
床に物を置いても、ロボット掃除機が動くので、自ら子供が片付けてくれるようになり、部屋の整理整頓が容易になり、イライラが解消しました。
ちょっと高いですが、ロボット掃除機を検討してみてはいかがでしょうか。
②お風呂掃除 毎日5分→改善 毎日10分➡週1回10分でしっかりして、楽できちゃう

毎日5分程度やっていたのですが年末大掃除になると、お風呂の排水口がひどい汚れになりイライラしていました。
また、壁の石鹸かすの汚れ、カビでさらにイライラしてしまうのです。
お風呂掃除をどうしたら、家事を楽になるのかを調べるみると、同じ出身の福山雅治が素晴らしい習慣をしていることを知りました。
それは床、壁を体を拭いたバスタオルで拭くこと。ただそれだけ。
実際にやってみると、カビの発生が激減し、そのバスタオル拭きを見た息子が手伝ってくれるようになり、楽しく掃除できるようになりました。
さらにカビを防ぐために、防カビ燻煙剤をやり、カビを生えにくくして、ストレスフリーとなりました。
毎日10分、週一回10分、バスタオルで床、壁を拭きますが、大掃除が楽になると考えるとニヤニヤして掃除が続けれています。
➡年末まで行いましたが、大掃除が行わなくても、きれいな状態な年末を迎えました(2020年12月28日現在)。
③洗濯干し、畳み 毎日1時30分→改善 毎日30分

洗濯干し、畳みは結構時間がかかります。
ベランダに干すために、洗濯機からベランダまで持って行き、干し、乾いた洗濯物を取り入れて、特定の場所に収納する。
とても大変なため、パートナもやりたがらないです。
これは考えないと思い、ドラム式洗濯機を検討しましたが、安くても20万円し、高価であったため、あきらめました。
別の方法を考えて、試行錯誤したら、上手くいきました。
その方法は単純なのですが、
洗濯機の近くで干す、そこで畳む、収納もなるべくその近くに至りました。
具体的に以下の通りに行いました。
- 衣類→クローゼット近くに干すが、効率が悪いので(洗濯物の近く)で干す。
- タオル→脱衣所の近く(洗濯機の近く)で干す。
- 下着→脱衣所の近く(洗濯機の近く)で干す。
- 子供の衣類→子供の収納近くで干す。
上記のために、洗濯機の近くに頑丈な突っ張り棒を天井ぎりぎりに設置する。さらにサーキュレーターで洗濯物全体に風を送り込むだけ。
子供の衣類は乾きやすいので、風あては不要でした。
これにより低予算かつ家事軽減となりました。
家事軽減は工夫次第で楽になります。
このような当たり前のことですが、やるやらないでは大きく違います。
参考ですが、検討してみて下さい。
まとめ
家事を楽にすることに無意識に抵抗してしまう
➡良き妻、夫にならなければならないと思っている
日本人はヒルクライムの教育を受けていることから、苦しくなる
➡ダウンヒルを行い、自分の理想を手放すこと
ダウンヒルを活用し、便利な家電、サービスを活用しよう
➡掃除機による掃除から、お掃除ロボットへ
➡お風呂には、週1回10分、バスタオルで、床、壁をふく
➡ベランダ干しから、お風呂干しに
まずは最初の一歩がとても大切です。
たつぞうが、書きました記事で、夫にも家事をさせて、家事を楽にする方法
→夫にも家事をさせる効果的なやり方をあなたにお伝えします
また、ながら家事をして、家事を楽にする方法
→あなたが家事でイライラしているなら、ながら家事をやってみよう
など、家事を楽にして、心の余裕のある生活にしていきましょう。
今日もありがとうございました。
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