コロナの影響もあり、リモートワークが多く活用されて、自宅が仕事場化しているのではないでしょうか。
そのため、多くの皆さんはリモートワーク疲れに悩んでいるのでは、ないでしょうか。
自宅と仕事場が同じであるため、切り替えができずに苦しんでいる。
そのような方々に知ってほしい方法がございます。
結論:『ミニ書斎』を作り、自宅と仕事場を分けて、私生活にも活力がみなぎる
書斎はわかるが『ミニ書斎』ってなに?
小さい書斎という意味だろうだけど、実際はどんなものなの?
と思った方は多いのではないでしょうか。
まずは、『ミニ書斎』がどのようなものかを説明します。
ミニ書斎とは
『ミニ書斎』とは、
室・リビング・廊下・階段などの一角に設けられた専用スペース。
引用:PanasonicリフォームClub ミニ書斎で趣味を楽しむ
書斎を一室設けるのは大変ですが、ミニ書斎ならうまくスペースを見つければ設置もそう難しくありません。また、独立した書斎と違って、開かれたスペースにあるミニ書斎は、家族の気配を感じられるのもメリットです。
書斎であると、都内なら特に狭い空間で、育児、子育て等を行っておりますから、そのスペースを確保するのも一苦労です。
しかし、『ミニ書斎』であれば、1畳ほどで、机、いす、本棚だけで十分な書斎が完成してしまいます。
では、なぜ、このタイミングで『ミニ書斎』を取り上げたのか、そのメリットについても、お伝えいたします。
ミニ書斎がリモートワーク疲れの解決
ミニ書斎がリモートワーク疲れの解決とは一体どういう意味か、理解ができないと思います。
では、なぜリモートワーク疲れが起きていると思われますか。
それは、自宅と仕事との区別がなく、自宅にただパソコンを置いているからです。
区別がないため、以下のようなことが起きていることも原因です。
・テレビのある部屋のため、テレビの音が聞こえて集中できない。
・集中するためのゾーンに入ることができない。
・子供やパートナーの目線が気になり、仕事にならない。
・子供が仕事のスペースに入り込んできてしまう。
・自宅のため、仕事モードに切り替えることができない
仕事がはかどらず、自分の趣味も自宅で行えない状況となり、リモートワーク疲れとなってしまうのです。
リモートワーク疲れの解決のため、『ミニ書斎』を提案させていただきます。
先ほどの原因を『ミニ書斎』は解決してくれます。
では、1つ1つみていきましょう。
本棚で、防音効果
一緒に同じ空間にいるとどうしても、生活音が気になります。
先ほどの原因に挙げた
『テレビのある部屋のため、テレビの音が聞こえて集中できない。』ものや、
その音で集中力が途切れてしまうため『集中するためのゾーンに入ることができない。』
それを本棚で防音してくれて、音が緩和されますから、ゾーンに入ることができます。

図のように配置ですと、本が、音を吸収してくれて、思った以上の効果があります。
図書館は、本が多くあり、その本たちが音を吸収しているため、静かな空間が生まれる土壌を作ってくれるのです(元々、静かにしないといけないと注意されるのもありますが)。
では、それ以外の効果もみていきましょう。
本棚は、家族とのいい感じの壁になる
本棚の防音効果は理解して頂けたかと思いますが、もう1つは『家族とのいい感じの壁になる』が挙げられます。
リモートワーク疲れの原因である
『子供やパートナーの目線が気になり、仕事にならない。』
『子供が仕事のスペースに入り込んできてしまう。』を防いでくれます。
人は目線にとても敏感です。
その視線を防いでくれるのが、本棚というわけです。
先ほどの図で示したような本棚は、『こもり感』を作り出せ、近づきずらい雰囲気も作り出してくれます。
そのため、『子供が仕事のスペースに入り込んできてしまう。』ことを多少防いでくれます。
しかし、子供はそれでもパワーがありますから、

お父さん、お母さん、何しているの?

これ作ったの?みてみて!
ときますから、その時は下記のことを行うと、満足して、戻っていきます。
話を聞く→ただそれだけで、こどもの心は満たされる
ほんの少しの時間(10秒くらい)応じる
みてみて攻撃について、記事にしてありますから、参考にしてみてください。
→こどもの育児「みてみて攻撃」に困っている共働き世代に伝えたい2つのこと
ミニ書斎でルーティーン化ができる
ミニ書斎はルーティーン化がしやすい環境となります。
自宅を仕事場としていた場合、指定の場所を決めておかないと、人は集中することができません。
今まで、皆さんは会社というオフィスがその機能を果たしており、場所が決められており、それにより集中できていた訳でございます。
これは、イチロー選手が打席に入る前からのルーティーンがあるように、
また、ラグビーのキッカー五郎丸歩選手も有名なルーティーンがあるように、集中力を最大化する方法として、必須となります。
ミニ書斎によって、定位置が決まってくるので、ルーティーン化が可能となるのです。
では、たつぞうの結論であるミニ書斎があることで私生活にも活力がみなぎるとあるが、どのようなことなのか。
そのことについて、説明します。
ミニ書斎は私生活にも活力がみなぎる
ミニ書斎は、仕事だけのスペースだけでなく、趣味の場所としても活用すると、私生活にもハリがでてきます。
私は、ライフハック系の書籍を読むことが好きなので、そのような書籍があるだけでテンションが上がります。
そのような、テンションがあがるようなものを配置したり、ミニ書斎の一部にスペースを作っておくと私生活にハリがでてきます。
また、大樹生命の健康コラムで趣味と健康の関係性が示されています。
趣味の効果①:リラックスできる
趣味の効果②:孤立を防ぐ
趣味の効果③:健康寿命を延ばす
出典:大樹生命の健康コラム 趣味と健康の関係性 https://www.taiju-life.co.jp/joyful/health/065/index.htm
趣味の効果①のリラックスできるについてですが、イギリスの大学の研究*1によると、たった6分の読書でストレスの3分の2以上が軽減されるそうです。
*1 Reading ‘can help reduce stress’ The Telegraph,30/Mar/2009
趣味の効果②の孤立を防ぐについてですが、私たちは老後を迎えたときに、趣味がないと『毎日、何をしていいか、わからない』となり、日常の生活に問題のない健康な高齢者であっても、社会的孤立と閉じこもり傾向が重積している人は、どちらも該当しない人に比べて6年後の死亡率が2.2倍高まると発表しています。*2
*2 国際科学雑誌「International psychogeriatric」Co-existence of social isolation and homebound status increase the risk of all-cause mortality、オンライン版掲載、2018年
趣味の効果③の健康寿命を延ばすですが、趣味や生きがいを持つことが健康に良い影響を与えることは多くの研究によって証明されています。そのうちの一つ、日本疫学会誌に掲載された、趣味と健康の関係性を調べた研究結果がございます。
特に、私たち世代は、100歳まで生きる『100年時代』に生きています。
公的年金だけでは、必ずしもカバーできず、政府はNISA、つみたてNISA、iDeCo(イデコ)を活用するよう、非課税投資制度をとっております。
公的年金で生活するには、健康寿命を延ばし、医療費を抑えることが何よりも重要となります。
そのようなことから、このタイミングでミニ書斎を作ることは、ベストとなるのです。
健康寿命に関する記事を書いておりますので、見ていただけら幸いです。
健康寿命に関する記事
→あなたの知り合いに伝えてほしい『おひとりさま』の老後対策
参考図書で、著者の杉浦 伝宗の『ミニ書斎をつくろう』を参考にしています。
その著者は、男性がミニ書斎の必要としていることを説明していますが、女性も同じように必要と私は感じますので、ぜひ、活用ください。
まとめ
ミニ書斎の設置することによる効果
ミニ書斎に本棚を置くこと➡防音、視線の遮断、家族とのいい距離感、こもり感の効果
ルーティーン化➡自宅に居ながら、集中力が高い状態となる
私生活にも活力がみなぎる➡趣味の一部をミニ書斎に置くことでさらなる効果ができる
たつぞうもミニ書斎を作ってみましたが、もの凄く快適に記事を書いたり、趣味に勤しんでいます。
机、いす、本棚だけで、ミニ書斎の基本はできてしまいます。
リモートワーク疲れの解決や明日の活力も上げる、ミニ書斎を検討する価値は大いあります。
まずは使わなくなった机、いす、棚を活用して、作ってみて、実感してみてください。
今日もありがとうございました。
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